病院の売店でプリンを吟味した日
母が検査入院していて、今日はその面会に行ってきた。食欲がわかなくて、おかゆも殆ど残してしまうそうだ。いつも腹から声を出すタイプの母が息苦しそうにしている。
プリンかヨーグルトなら食べれそうなので許可して〜と本人が先生に直談判したそうで、病室に着くなり「売店で買ってきて」と頼まれた。
好みのプリンのタイプというか、今食べたいのは固いのか柔らかいのかどんな気分なのかを聞いたら、プッチンプリンみたい固さは嫌だと言う。
エレベーターでロビー階に降りて売店に行き、限られた品揃えの中から好みに近いものをじっくり吟味した。
プッチンプリン、焼きプリンや牛乳プリン、柔らかいプリンもある。杏仁豆腐やマンゴープリンはちょっと違うかな。どちらかというと消去法で決めていった。中でも少し割高だったが、パティシエ監修のプリンをチョイスして買っていった。
病室に戻り、残してもいいからとりあえず一口食べてみたら…とスプーンとともに渡したら、ゆっくりとだけど完食してくれた。
これが呼び水となって食欲がわいてくれるといいのだけど…。
明日は何を持っていこうかな。