今日は午前中は一通り家事をしたあとは、お茶の自主練をした。
独身の頃からかれこれ25年ぐらい通っていたお茶の師匠が教室を長いことお休みされている。コロナ禍で一旦閉めましょうということになり、その間に師匠も体調を崩されてしまい、なし崩し的に教室がお休み状態となっている。
最後に師匠に会った日は、「これが最後のお稽古」という意識なく、いつものように雑談をしていっぱい笑って「じゃあまた来週」とかなんとか言いながら、玄関先でお互いにペコペコしながら玄関の引き戸を閉めた。
いつもこれが最後だと思って、その時その瞬間を大切にしようという気持ちが、お茶でいう「一期一会」なのかなと思うけど、師匠とお茶を点てながら過ごしたあのひとときはずっと続くと思っていたんだよな~。もっと大切に過ごせていたら…。
まだ希望は捨ててない。いつ再開しますとお声がかかってもいいように、家にあるなけなしの道具を出して、ノート片手にお点前の自主練をしている。